愛知県の窃盗事件で逮捕 クレプトマニア(窃盗癖)に再犯防止の弁護士

2017-03-20

愛知県の窃盗事件で逮捕 クレプトマニア(窃盗癖)に再犯防止の弁護士

Aさんは、これまでに何度も万引きを繰り返している女性です。
窃盗事件を犯して実刑判決を受け、服役した後、Aさんはしばらくは罪を犯すことなく生活を送っていましたが、この度、再び万引きによる窃盗事件を起こしたとして、愛知県警察豊川警察署逮捕されたとの連絡がAさんの息子まで届きました。
Aさんの息子は、Aさんに対して過不足なく仕送りをしているはずなのに、なぜAさんは万引きを繰り返してしまうのだろうと不思議でした。
(フィクションです。)

~クレプトマニア(窃盗癖)と再犯防止~

上記の事例では、Aさんは、窃盗事件を起こして捜査を受けています。
もっとも、Aさんには、いわゆるクレプトマニア窃盗癖)の兆候が疑われます。
クレプトマニア(窃盗癖)とは、お金があるにもかかわらず、欲しくもないような物を盗んでしまう病的な症状をいいます。
このような症状は、一種の病的窃盗とも呼ばれる精神疾患の一つとされており、他の窃盗事件とは異なり、再犯防止のためには、正しい知識をもって対処していくことが求められます。

一般に、クレプトマニアは、
①盗む衝動に抵抗できなくなることが繰り返される
②窃盗直前の緊張感の高まり
窃盗を犯すときに快感、満足、開放感がある
等の事情を基準として判断されます。

また、クレプトマニアが疑われる多くの人は、同時に摂食障害や不安障害など他の精神障害を併発しているとも言われています。
クレプトマニアである場合には、懲役刑など刑務所での矯正処遇だけでは再犯を防ぐことは難しいとされており、適切な治療を受けることが欠かせません。
もし、窃盗事件を犯して逮捕された人にクレプトマニアの兆候が疑われる場合には、早期に身柄解放を行うことが重要となります。
早期に身柄解放されることで、専門の病院等で治療を受けることができ、今後の裁判に備えて充実した準備を行うことができるからです。
窃盗事件を起こしてしまった人にクレプトマニアの兆候が疑われる場合には、刑事事件を得意とする弁護士のうち、特に窃盗事件に詳しい者に刑事弁護活動をお任せすべきでしょう。

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の刑事事件専門の弁護士は、初回無料法律相談を行っています。
クレプトマニアではないか、窃盗事件で困っている、という方は、まずは弊所の弁護士まで、ご相談ください。
愛知県豊川警察署への初回接見費用:4万1500円

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