京都の窃盗事件 減刑を目指す弁護士

2015-10-02

京都の窃盗事件 減刑を目指す弁護士

京都府京都市在住の50代無職のAさんは、京都府警東山警察署窃盗罪の容疑で逮捕されました。
同署によれば、Aさんは駅ホームのベンチで仮眠していたBさんのカバンから、現金など合わせて、2万5000円相当の物を盗んだそうです。

この事件は平成15年3月19日に神戸地方裁判所で判決が下された事件を基に作成したフィクションです。
(実際の事例と事件現場及び管轄警察署が異なります)

~裁判例の紹介~

平成15年3月19日判決では、神戸地方裁判所は以下のように判断しました。

●量刑
懲役2年4ヵ月

●量刑の理由
・本件犯行の動機は金が欲しかっただけであり,動機に酌むべき点はない。
・犯行態様も手慣れたものであり悪質である。
・被害者の被った被害額が決して少額ではないこと。
・真摯な反省の態度が見られないこと。
・同種前科を含む前科が8件あること。

以上のようにこの事件では、被告人の刑を軽くする(減刑)方向に働く事情はなかったため、被害額に比べ刑が重くなったと考えられます。
これに対して、被害額が350万円程度の事件でも、減刑すべき事情があったことを理由に執行猶予つきの懲役2年の判決がくだされた裁判例もあります。

窃盗罪を犯してしまったができるだけ減刑されたいとお考えの方は、あいち刑事事件総合法律事務所までご相談ください。
なお、当事務所では逮捕された方のために初回接見サービスを行っております。
(京都府警東山警察署 初回接見費用:4万720円)

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