京都府の窃盗事件 執行猶予の獲得を目指す弁護士

2015-09-23

京都府の窃盗事件 執行猶予の獲得を目指す弁護士

京都府在住の20代無職のAさんは、京都府警宇治警察署窃盗罪の容疑で逮捕されました。
同署によれば、Aさんは宇治市内にあるコインパーキングにおいて、他人の自動車内から、現金や物品などを窃取したとのことです。
なお、弁護士が把握したところによると、被害額は約348万円だそうです。

この事件は,平成16年10月13日に神戸地方裁判所で判決が下された事件をもとに作成したフィクションです。

~裁判例の紹介~

平成16年10月13日神戸地方裁判所判決は、以下のような内容です。

●判決
懲役2年
執行猶予3年間

●量刑の理由
①刑を重くする方向に考慮された事情
・自動車の窓ガラスを、消火器を用いて割った上、現金等が入ったかばんを盗み去ったというものであり、その犯行態様が手荒いこと
・被害額も甚大であること

②刑が軽くなる方向に考慮された事情や執行猶予が認められる方向に考慮された事情
・本件犯行が被告人単独の犯行かどうかいまだに解明されていない点があることは否定できない。
・被告人は、かばんを持ち去ったこと自体は認め、安易にこのような犯行をしたことを反省していること
・本件犯行の翌日に自ら警察に出頭し、犯行を申告して自首していること
・被告人には、少年時代の平成9年に窃盗(車上狙い)の前歴がある他は一般前科・前歴はないこと
・結婚して1子をもうけ、父の事業を手伝うなどして相応の社会生活を営んでいること
・受け取りは拒否されたものの、被告人の父が、被害会社に100万円を持参し、示談交渉をするなど、被害弁償の意向を示していること

窃盗罪を犯してしまったが、できるだけ刑を軽くしたい、執行猶予を獲得したいと考えの方は、あいち刑事事件総合法律事務所までご相談ください。
また、逮捕された方のために当事務所では初回接見サービスを行っております。
(京都府警宇治警察署 初回接見費用:4万1720円)

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