大阪の窃盗事件で逮捕 再度の執行猶予を目指す弁護士

2016-11-07

大阪の窃盗事件で逮捕 再度の執行猶予を目指す弁護士

被告人A(以下、A)は、甲スーパーでリンゴを上着のポケットや脇にかくして、レジを通さず店外へ出た。
店員に呼び止められたAは、そのまま駆け付けた大阪府警寝屋川警察署の警察官に逮捕された。
Aは認知症を患っており、Aの家族が窃盗事件に強い弁護士に依頼した。
Aは、今回が初めてではなく、同じ万引き窃盗で執行猶予中の犯行だった。
(平成28年4月12日神戸地方裁判所の判決を基にしたフィクションです。)

~Aに有利な事情~

あくまで仮定の話ですが、例えば以下のような事情があるとAにとって有利に働きます。
・商品をポケットや脇にかくして店外へ持ち出す比較的単純な窃盗である
・被害額も800円にと高額でない
・被害品は返された
・弁償も行われている
認知症を患い,その症状として衝動を抑制しづらい状態にあった

さらに、
・専門医の診察を受けている
・初めて認知症を患っていることを認識した
・Aが今後、医療や介護の支援を受けながら更生する旨を述べている
・Aの親族がAの監督や更生への援助を約束している

こうした事情が認められている場合は、執行猶予がつけれられることも十分にあり得ます。
認知症を患っている方が起こしてしまった窃盗事件の場合は、特にその旨を的確に主張する弁護活動が大切になります。
あいち刑事事件総合法律事務所では、認知症にも通じた弁護士窃盗事件の弁護活動をします。
何とか執行猶予が付かないかとお悩みのご家族の方からのご相談も承ります。
(大阪府警寝屋川警察署の初回接見費用:3万8400円)

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