名古屋市の窃盗事件で逮捕 高齢者の窃盗事件にも強い弁護士
名古屋市の窃盗事件で逮捕 高齢者の窃盗事件にも強い弁護士
名古屋市千種区在住のAさん(70歳)は年金のみで生活しています。
しかし、医療費や家賃の支払いがかさみ、千種区内のスーパーで万引きをしてしまいました。
すぐに店員に通報され、愛知県警千種警察署に窃盗罪の容疑で逮捕されてしまいました。
そこで、警察からの連絡を受けたAの親族が窃盗事件に強い法律事務所に相談をしに来ました。
(フィクションです)
~窃盗罪と高齢者~
※今回のブログで取り上げる数値データは平成26年版の犯罪白書を参考にしています。
窃盗罪の特徴として、高齢者による犯行が非常に多いということが挙げられます。
窃盗罪の検挙人員のうち、高齢者の割合は24.5%でトップです。
窃盗罪も含めたすべての刑法犯の高齢者のみの検挙人員(約4万6000人)のうち、万引きの割合は60.4%です。
これに、「万引き以外の窃盗罪」も加えると、割合はさらに高くなります。
このように、窃盗罪は「高齢者の犯罪」ともいえるのです。
犯罪白書では、人口の高齢化の進展だけでは窃盗罪の高齢化を説明することはできないとしています。
高齢者が万引き等の窃盗罪をしてしまう一般的な理由としては
・年金等の収入が少ないこと
・犯行後、社会復帰したとしても経済状況が変わらないこと
・貧困とも関連し、刑務所に入れば食事も食べられること
などが挙げられることもあります。
高齢者による窃盗罪は、核家族化や社会保障についての日本の特徴を表した犯罪であるともいえるかもしれません。
しかし、高齢者による窃盗事件であっても弁護士の役割は変わりません。
早期の身柄解放や不起訴を目指すためには、特にご家族の協力も必要になります。
再び窃盗事件を起こしてしまわないように、どのように監督していくのかも重要なのです。
あいち刑事事件総合法律事務所は刑事事件専門の弁護士事務所です。
窃盗事件も数多く手がけていますし、高齢者による窃盗事件に強い弁護士も在籍しております。
初回相談は無料で行っておりますので、費用が気になる方でも遠慮なくご相談ください。
また、窃盗罪で逮捕されている方に対しては、初回接見サービスをご用意しております。
(愛知県警千種警察署 初回接見費用:3万5200円)