神戸市の窃盗事件 刑事事件を専門とする弁護士
2015-09-01
神戸市の窃盗事件 刑事事件を専門とする弁護士
神戸市須磨区在住の40代自営業Aさんは、兵庫県警須磨警察署に窃盗罪の疑いで逮捕されました。
同署によれば、Aさんは神戸市須磨区のパチンコ店においてBさんとCさんと共に、スロットマシンを誤作動させて約2万円相当のコインを窃取したそうです。
上の事件は、平成13年8月8日に秋田地方裁判所で被告人を懲役刑に処する判決が下された事件を基に作成したフィクションです。
~裁判例の紹介~
平成13年8月8日判決では、秋田地方裁判所は以下のような判決を下しました。
●量刑
懲役1年8か月
●量刑の理由
①刑が重くなる方向に働いた事情
・今回の犯行は、計画的なものでわざわざ東京から秋田まで赴いて犯したもの。
・Aは盗みには参加せず、もっぱら報酬を受ける約束で自動車の運転手役を担当していたのであり窃盗についての認識は十分あった。
・運転手役の重要性
②刑が軽くなる方向に働いた事情
・Aが反省していること
・Aがパチンコ店に2万円を支払ったこと
この事件のように直接盗みを働いていない人でも、その役割などによっては実際に盗みを働いた人と同様に懲役刑を受けることがあります。
窃盗行為を手伝ってしまったことで、窃盗罪の疑いをかけられてお困りの方は、刑事事件専門のあいち刑事事件総合法律事務所までご相談ください。
なお、刑事事件専門の事務所では、逮捕された方のために初回接見サービスを行っております。
(兵庫県警須磨警察署 初回接見費用:3万5千円)
←「京都の窃盗事件 実刑判決に強い弁護士」前の記事へ 次の記事へ「大阪市の窃盗事件 クレプトマニアの弁護士」→