名古屋の窃盗事件 減刑を目指す弁護士

2015-09-20

名古屋の窃盗事件 減刑を目指す弁護士

名古屋市千種区在住の40代無職のAさんは、愛知県警中警察署窃盗罪の容疑で逮捕されました。
Aさんの妻から相談を受けた弁護士によると名古屋市中区のスーパーにおいて、食料品1000円分を万引きしたとのことです。

この事件は、平成24年3月7日に高知地方裁判所で判決が下された事件を参考に作成したフィクションです。

~裁判例の紹介~

平成24年3月7日判決で、高知地方裁判所は以下のように判示しました。

・量刑
懲役1年2月

・量刑の理由
①刑が重くなる要素
被告人は、日々生活するだけの収入がありながら、所持金を酒代に費やした末、本件犯行に及んだ。
その動機、経緯に酌量の余地は全くない。
被告人は、窃盗又は同未遂を含む罪の服役前科5犯を有し,窃盗の常習性や全般的な規範意識の希薄さは顕著であること。

②刑が軽くなる要素として考慮された事情としては以下の事情がありました。
被害品は1000円足らずと少額であること
被告人の母が弁償済みであること
被告人に能力的なハンディキャップがあること
被告人が罪を認めて反省の態度を示していること

この事件のように窃盗に常習性がある場合、刑は重くなる傾向にあります。
しかし、他に刑を軽くすべき事情があれば、弁護士の弁護活動によって減刑を獲得できる可能性もあります。
窃盗を犯してしまったが、できるだけ減刑したい方は、刑事事件を専門とするあいち刑事事件総合法律事務所までご相談ください。
(愛知県警中警察署での初回接見 3万5500円)

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