窃盗事件と発生時間帯

窃盗事件の発生時間帯は以下のようなものです。(平成24年度警察庁犯罪統計書)
 

発生時間 窃盗事件発生数 空き巣 万引き 乗り物盗
0~2時未満 9,995 76 1,641 2,544
2~4時未満 6,843 15 1,181 1,214
4~6時未満 4,818 10 915 634
6~8時未満 5,368 52 1,252 827
8~10時未満 11,274 140 3,514 1,249
10~12時未満 33,109 316 18,528 2,098
12~14時未満 33,918 204 18,910 2,454
14~16時未満 35,462 215 18,028 3,319
16~18時未満 39,144 152 19,971 4,841
18~20時未満 29,029 177 12,286 4,191
20~22時未満 17,041 115 4,286 2,709
22~24時未満 11,297 44 1,817 2,070

 
窃盗事件は,深夜の暗闇に紛れてひっそりと行われるものというイメージを持っている人が多いのではないでしょうか。

しかし,このグラフによると,午前の10時から午後6時にかけて窃盗事件が多く発生していることがわかります。
意外かもしれませんが,昼間の明るい内に多くの窃盗事件が行われているのです。

この原因は,窃盗事件の中でも万引きや車上狙いといったいわゆる非侵入盗が日中に多く発生しているからです。
特に,万引きについては,日中の窃盗事件発生総数の過半数を占めていることがわかります。

空き巣についてもやはり,日中に数多く発生しています。

共働きの夫婦が増加したり,主婦が買い物に出かけたりして日中家を空けることが多いことが原因の一つになっています。
空き巣の犯人は,このような家庭を下調べして犯行に及ぶことが多いのです。
昼間だからといって安心することなくしっかりとした防犯対策をとることが肝要です。

窃盗事件でお悩みの方は,弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所までご相談ください。

 

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