東京都葛飾区のゴト行為で窃盗 事件化阻止に動く弁護士

2017-04-25

東京都葛飾区のゴト行為で窃盗 事件化阻止に動く弁護士

Aさんは、東京都葛飾区内にあるパチスロ店舗において、特殊な電子機器を用いていわゆる「ゴト行為」を行いましたが、入店してからのAさんの行動に不審な点を感じた同店オーナーであるVさんにより、Aさんのゴト行為は店内の防犯カメラを通じて撮影・監視されていました。
Aさんのゴト行為が発覚し、Aさんは警察を呼ばれることにはならなかったものの、店の事務所に連れていかれ、店員らに詰問された末、今後Aさんが弁護士を立てて示談交渉を行い、これがまとまらない場合には、Vさんらは警視庁葛飾警察署に被害届を提出するとの条件で話がまとまったので、Aさんは帰宅を許されました。
(フィクションです。)

~ゴト行為~

上記Aさんの行為は、いわゆるゴト行為とよばれるものです。
ゴト行為とは、一般的に、パチスロ等の遊戯において不正な方法を用いて出玉を獲得するといったいかさま行為のことを称します。
こうした不正な行為により出玉を獲得する行為は、最高裁判所の判例によれば、窃盗罪に当たるものとされています。
また、不正な行為をすることが目的で入店することは、店舗管理者の意思に反する立ち入りとして、建造物侵入罪にも当たり得ます。

したがって、Aさんはいつ警察から窃盗及び建造物侵入事件の被疑者として扱われてもおかしくないといえます。
もっとも、今回Vさんらは未だ被害届を提出しておらず、結果として警察に同事件は発覚されていない状況にあります。
このような状況で示談交渉をまとめ上げることは、当事者同士で事件を解決することができ、また事件について警察の介入を防ぐこともできるので、とても重要な弁護活動といえます。

こうした示談交渉において、いくら被害者方がに示談の意向があるからといっても、安易に考えることは避けるべきでしょう。
それは、被害者方から示談を通じて莫大な額のお金を要求される可能性があったり、また予想以上に被害感情が苛烈で交渉が決裂し、警察に通報されてしまうといったケースも想定されるからです。
警察による事件化を防ぐためにも、また示談交渉を適切な内容でまとめ上げることについても、刑事事件に特化した弁護士を選任することが重要です。

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の弁護士は、刑事事件専門の弁護士です。
窃盗事件で警察の介入を防ぎたいとお考えの方は、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の弁護士まで、ご相談ください。
警視庁葛飾警察署までの初回接見費用については、お電話にてご案内いたします(0120-631-881)。

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