東京都大田区の盗難事件で逮捕 専門性の高い事件で弁護士

2017-02-04

東京都大田区の盗難事件で逮捕 専門性の高い事件で弁護士

Aさんは、東京都大田区内の路上に駐車中のVさんの自動車から、車内のカーナビを盗んだ窃盗罪の容疑で、警視庁大森警察署逮捕されました。
警察の取調べによれば、Aさんは、所持していた工具を用いて、Vさんの車のカギをこじ開け、中にあったカーナビを盗んだとされました。
しかし、接見に訪れた弁護士がAさんから聞いた話では、Vさんの車は既に何者かによってドアをこじ開けられており、たまたま中に残されていたカーナビを取り外して持ち去ったにすぎないということでした。
Aさんは、カーナビを盗んだことに違いはないが、車のカギを壊したことは事実ではないので、その点は争いたいとしています。
弁護士は、Aさんの言い分を信じ、刑事弁護活動として車のカギを壊したのは実際にはAさんでないことを主張・立証することにしました。
(フィクションです。)

~部品狙いの窃盗~

Aの行為はいわゆる部品狙いというものです。
これは、自動車等に取り付けてある部品を盗む窃盗の手口をいい、これを行うと窃盗などの罪が成立します。

上記の事例のAさんは、この部品狙いの窃盗などの容疑で逮捕されています。
また、工具を用いて車のカギを壊したとなれば、器物損壊の罪にも問われることとなります。

しかし、Aさんは、これは事実ではないと争う態度をしています。
Aさんの言うことが真実であれば、このままではAさんは器物損壊の罪につき、冤罪を背負わされることにもなりかねません。
自身が問われている犯罪の事実の一部につき、身に覚えがないにもかかわらず、容疑をかけられてしまっている場合、弁護士を通じて、警察などの捜査機関に対して身の潔白を主張する必要があります。
具体的には、アリバイや事実であるとしたら不自然であること等を示す証拠を示したり、目撃者の証言が信用できないこと等を指摘していくことが想定されます。
今回のAさんにおいても、車のカギを壊していないことについて、弁護士を通じて積極的に主張・立証していく必要があります。

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の弁護士は刑事事件専門で、犯罪の一部について無罪を争うための弁護活動も多数承っております。
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