岐阜県の窃盗事件 被害弁償をサポートする弁護士

2015-09-11

岐阜県の窃盗事件 被害弁償をサポートする弁護士

岐阜県大垣市在住のAさんは、岐阜県警大垣警察署窃盗罪等で逮捕されました。
同署によれば、病院内から精神薬を窃取する目的で、病院に侵入した上、合計約5640円相当の精神薬を盗んだそうです。

この事件は平成14年4月26日に神戸地方裁判所で下された事件を基に作成したフィクションです。

~裁判例の紹介~

上記の事例とほぼ同様の事件である平成14年4月26日判決で、神戸地方裁判所は以下のように判断しました。
(上記の事例と神戸地裁判決は、事件現場及び管轄警察署の点以外で異なりません)

●量刑
懲役10月
執行猶予3年

なお、この事件の被告人には窃盗罪だけでなく住居侵入罪の成立も認められ、そのことも含めて上のような刑が科されました。

●量刑の理由
①刑が重くなる方向に働いた事情
・犯行の動機は、過剰服用により依存症に陥っていた薬物を多量に入手したいという短絡的なもの
・犯行態様は、様々な手段を用い錠前技師を欺いて、病院関係者であると誤信させ、開錠させて病院内に侵入するという計画的で巧妙なものであること
・窃取した向精神薬の数量は相当に多量であること

②執行猶予が認められた事情
・被告人が精神薬依存症のため不安な精神状態の下で犯したものであること
・被害金額は約5640円相当と多額ではない
・被害弁償がなされていること
・本件は、被告人が、犯行後自ら錠前技師に本件犯行を打ち明けるなどしたことから発覚したものであること
・被告人が現在では反省していること
・被告人にはこれまで前科・前歴が全くないこと
・被告人が本件で既に3か月以上身柄拘束を受けていること

この事件のように被害弁償をすれば執行猶予が認められる可能性は高くなります。
そして、被害弁償弁護士を介入させた方が円滑に進むことが多いです。
窃盗罪を犯してしまったが、被害弁償をしたいとお考えの方は、評判のいい弁護士が所属するあいち刑事事件総合法律事務所までご相談ください。
また、逮捕されてしまった方に対しては、初回接見サービスを行っております。
(岐阜県警大垣警察署 初回接見費用4万1000円)

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