名古屋市の窃盗事件 減刑に強い弁護士

2015-10-23

名古屋市の窃盗事件 減刑に強い弁護士

名古屋市昭和区在住のAさんは、衣料品店で2480円のレインパーカーを盗んでしまいました。
そして、店を出たところで店員に咎められ、愛知県警昭和警察署に逮捕されてしまいました。
Aさんは平成15年、21年、24年にも窃盗罪及び常習累犯窃盗罪で起訴されて実刑判決を受けており、最終刑の執行終了から1か月足らずで本件犯行をしてしまったとのことです。
(大阪地裁平成27年8月28日判決を基にしたフィクションです)

~裁判例の紹介~

今回は大阪地裁平成27年8月28日判決をご紹介します。

【量刑】
懲役3年(求刑4年)

【量刑の理由】
①刑が重くなる事情
・同種前科が5つもあること
・最終刑の執行終了から1か月も経たずに安易に本件犯行に及んでおり、常習性は際立っている
・被害額も少なくない

②刑が軽くなる事情
・被害品が返却されている
・被害弁償が行われている
・被告人が事実を認め、反省の弁を述べている

刑が重くなる事情や軽くなる事情はそれぞれの犯罪や事件ごとにより異なります。
窃盗罪の場合であれば、
・被害額の多寡
・被害品の返却の有無
・被害弁償の有無
などが重要な要素となるようです。

被害額については、それが多いのか少ないのかは各人の価値判断によるところもあります。
ただ、今回の事件では約2500円のレインパーカーは「被害額は少なくない」と判断されました。
これは1つの目安ともなるでしょう。
また「常習性が際立っている」と判断されながらも、刑が軽くなる事情も十分に考慮されていることは特徴であるともいえます。

減刑を目指すためには、先にも書いたように被害品の返却の有無や被害弁償の有無が重要となります。
あいち刑事事件総合法律事務所刑事事件専門法律事務所です。
被害弁償等の対応もスムーズに行うことができる弁護士が在籍しております。

窃盗事件減刑してほしいと刑事事件専門弁護士事務所をお探しの方は、あいち刑事事件総合法律事務所までご相談ください。
初回の相談は無料で行っております。
また、逮捕された方のために弁護士による初回接見サービスも行っております。
(愛知県警昭和警察署 初回接見費用:3万6200円)

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