愛知県の窃盗事件 実刑回避を目指す弁護士
愛知県の窃盗事件 実刑回避を目指す弁護士
愛知県春日井市在中のAさんは、自宅近くのコンビニで焼酎(約200円)を万引きしてしまい、愛知県警春日井警察署に窃盗罪の容疑で逮捕されてしまいました。
Aさんは別の窃盗罪で執行猶予中でした。
また、Aさんは成人ではあるものの、知的障害を有していました。
依頼を受けた窃盗事件に強い弁護士は、実刑を回避しようと考えています。
(大津地裁平成25年9月13日判決を基にしたフィクションです)
~情状酌量による実刑回避~
今回は大津地裁平成25年9月13日判決をご紹介します。
窃盗事件の被告人に対して、情状酌量の余地が認められた事案です。
なお、事件の内容は上記の窃盗事件と同じと考えていただいて結構です。
判決:懲役1年執行猶予4年(付保護観察)
Aさんは以前に窃盗罪で執行猶予判決を受け、執行猶予中に今回の事件を起こしてしまいました。
事件の内容にもよりますが、執行猶予中の窃盗事件であれば、実刑判決になってしまう可能性も高くなってしまいます。
しかし、裁判例では上記のように執行猶予判決となりました。
その理由としては
①安易な万引きを行っており、犯情は芳しくない
②被害金額が比較的少額
③知的障害が犯行に影響を及ぼしている
④Aの弟らによる支援や再犯防止が期待できる
ということが挙げられました。
このように、窃盗事件の被告人の情状に考慮すべき事情を挙げ、減刑や実刑回避をしてもらうことを情状酌量による減刑といいます。
情状により減刑するかどうかは、裁判官が判断することです。
したがって、単に情状を主張しただけでは、減刑や実刑回避は果たせないのです。
そこで、弁護士は情状により減刑や実刑回避すべきことを説得的に主張しなければなりません。
このような主張を的確にしてもらうためには、情状酌量の主張に強い弁護士に依頼することが重要です。
あいち刑事事件総合法律事務所は刑事事件専門の弁護士事務所です。
窃盗罪に強い弁護士や情状酌量の主張に定評のある弁護士も在籍しております。
窃盗事件を起こしてしまったけれど、実刑を回避してほしいとお考えの方は、是非、あいち刑事事件総合法律事務所の信頼できる弁護士にご相談ください。
初回の相談は無料ですし、逮捕されている場合には初回接見サービスもご用意しております。
(愛知県警春日井警察署 初回接見費用:3万9200円)