岐阜県の窃盗事件で逮捕 無罪を目指す弁護士

2015-11-12

岐阜県の窃盗事件で逮捕 無罪を目指す弁護士

岐阜県岐阜市在住のAさんは、寮で同居しているVさんの現金4万円とビール券を盗んだとして、窃盗罪の容疑で岐阜県警岐阜中警察署に逮捕されました。
Aさんは窃盗罪に強いと評判の法律事務所に依頼しました。
また、Aさんは無罪を主張しています。
(東京高裁平成18年10月25日判決を基にしたフィクションです)

~無罪を目指す方法~

窃盗事件刑事裁判無罪を目指す方法はいくつかあります。
正当防衛や心神喪失を主張するのも1つの方法です。
しかし、正当防衛や心神喪失の場合は盗んだことは認めることになってしまいます。

では、「私は窃盗をしていない。だから無罪だ」と主張する場合、どうすればよいでしょうか。
刑事裁判では、被告人や弁護人が「盗んでいないこと」を証明する必要はありません。
検察官が「Aさんが盗んだ」ということを証明しなければならず、弁護士はその証明を崩せば無罪となるのです。
検察官は、証明のために証人や供述調書を提出します。
そこで、弁護士としては証人や調書が信用できない(証拠としての信頼性がない)ことを主張し、証明は不十分であると主張することになります。

前掲の高裁判決では、被害者の供述が信用できないとして無罪判決が出ました。
その理由としては
・「被告人が以前にも小銭を盗んだ」という証拠を捏造しており、今回も証拠を捏造したことが疑われること
・ビール券の入っていた特徴のある封筒を処分しておらず、ビール券は下駄箱から発見されたこと
・被害者が「小銭が盗まれた」との虚偽の証言をしている以上、自己の記憶に忠実にしているとは到底いえないこと
が挙げられました。

このように、供述の信用性を崩せば、「被告人が窃盗をした」という検察官の証明を崩すことができるのです。
そして、このような主張は弁護士であれば誰でもできるわけではありません。
刑事事件に精通し、刑事裁判での様々な技術をもった弁護士でなければ、的確で効果的な主張はできないでしょう。

あいち刑事事件総合法律事務所は刑事裁判に強い弁護士事務所です。
無罪判決のために様々なノウハウを有している弁護士も在籍しております。
窃盗事件無罪を主張したい方は、弊所の無罪判決に強い弁護士にご相談ください。
すでに逮捕されてしまっている場合は、初回接見サービスにより、法的なアドバイスをすることも可能です。
(岐阜県警岐阜中警察署 初回接見費用:3万8900円)

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