愛知県で刑事事件専門の弁護士 盗品等関与罪で逮捕 

2017-01-07

愛知県で刑事事件専門の弁護士 盗品等関与罪で逮捕 

Aさんは、ある人から金品約10万円分を預かるように頼まれたため、それらを自宅の金庫に保管しています。
それらが、窃盗行為によって手に入れられたことは知りません。
ある日、捜索差押令状を持って愛知県警中村警察署の警察官がAさんの自宅までやってきました。
Aさんは、なぜ自分の家が捜索の対象になるのかと不思議でしたが、はっと気が付きました。
(フィクションです)

~愛知県は、侵入窃盗の被害件数ワースト1~

2016年12月18日中日新聞の朝刊にショッキングな記事が掲載されました。
愛知県は、侵入窃盗の被害件数が9年連続ワースト1だそうです。
2015年には、8157件発生しています。
その被害額は、なんと57億に上るそうです。

愛知県で侵入窃盗が多いのは、
・裕福な家庭が比較的多いこと
・道路網が発達し逃走しやすいこと
などが挙げられています。

~盗品等関与罪~

窃盗事件が発生した場合、被害品が世の中に流通する可能性は容易に想定できます。
ちなみに、窃盗事件の被害品の取り扱いに関与した人にも、犯罪が成立する可能性があります。
これを盗品等関与罪と言います。

関与とは、運搬、保管、譲り受けなどを言います。
上記のAさんのように盗品を保管した場合には10年以下の懲役及び50万円以下の罰金に処され可能性があります。
ただし、本罪が成立するには購入した物が窃盗事件の被害品だと知っている(故意がある)ことが必要です。
ですので、Aさんのように故意がなければ罪に問われることはありません。

しかしながら、実際の事例では、本人曰く「何も知らない」という状況でも警察などの捜査が行われることはざらにあります。
自分はやっていないのに、と思っていても逮捕されること、有罪判決を受けてしまうこともあります。
窃盗罪盗品等関与罪でお困りの方は、ぜひ弁護士にご相談ください。
あいち刑事事件総合法律事務所では、刑事事件専門弁護士による無料法律相談が受けられます。
(愛知県警中村警察署の初回接見費用:3万4200円)

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