愛知県の窃盗事件 前科に強い弁護士

2015-09-27

愛知県の窃盗事件 前科に強い弁護士

愛知県小牧市在住の20代学生のAさんは、愛知県警小牧警察署窃盗罪の容疑で逮捕されました。
同署によると、Aさんは自宅の母親の寝室から、宝石を持ち出し、換金したとのことです。
ちなみに、この宝石はAさんの母親が友人のBさんから借りていたものでした。

~親族間の窃盗罪~

刑法244条1項によれば、「配偶者」や「直系血族」や「同居の親族やその配偶者」から物を盗んでも刑は科せられません(前科が付きません)。
「配偶者」とは、夫や妻のことです。
「直系血族」とは、自分の両親、祖父母、子、孫などのことです。
「親族」とは、自分の兄弟姉妹、配偶者の兄弟姉妹、おいやめい、叔父叔母やいとこなどのことです。

ただし、注意しなければいけないことがあります。
まず、盗んだ物がその物を持っていた人だけではなく、その物の本当の持ち主も「配偶者」や「直系血族」や「同居の親族やその配偶者」でなければならないということです。
そのため、上記の事件の場合、Aさんが盗んだ宝石の本当の持ち主はBさんであったため、Aさんは刑が科せられることになります。
また、盗んだ物が上の「配偶者」などの物にあたると勘違いしていても、刑を免れることはできないということです。
例えば、窃盗事件でAさんが盗んだ宝石が自分の母親のものであったと勘違いしていたとしても、刑法244条1項の適用はなく刑は免れません(前科が付きます)。

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前科を回避するには、信頼できる弁護士の協力が不可欠です。
なお、ご家族やお知り合いの方が逮捕されてしまいお困りの方は初回接見サービスをご利用ください。
(愛知県警小牧警察署 初回接見費用:3万9600円)

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