名古屋市の窃盗事件で逮捕 執行猶予の獲得を目指す弁護士

2015-10-01

名古屋市の窃盗事件で逮捕 執行猶予の獲得を目指す弁護士

名古屋市中村区在住の30代無職のAさんは中村区の宝石店から指輪やネックレスを総額100万円分を盗みました。
そして、Aさんは窃盗罪愛知県警中村警察署逮捕され、起訴されました。

この事件は、架空の事件です。

~執行猶予を獲得するためには~

執行猶予付の判決を獲得すれば、すぐに刑務所に行ったり、罰金を支払ったりしなくて済みます。
そして、無事に執行猶予期間が経過すれば、刑務所に行ったり、罰金を支払ったりする必要はなくなります。
このように執行猶予付の判決を獲得することは、被告人にとってはメリットになることが多いです。

執行猶予を獲得するために、裁判で主張・立証しなければならない事情は、大きく分けて「犯罪に関すること」と「情状に関すること」の二つがあります。
「犯罪に関すること」の具体例は以下のとおりです。
・犯行が悪質なものではない
・突発的な犯行であり,計画性がないこと
・被害が軽微であること
・共犯者がいる場合,共犯者に逆らえない立場であったなど被告人の立場が従属的であること
・組織的な犯行でないこと

また、「情状に関すること」の具体例は以下の通りです。
・被害者との示談が成立している,被害者が被告人を許すという意思を表明している
・被害者に謝罪をしており,反省している
・被告人に更生の意志があり,具体的な再発防止策がある
・実刑判決が出されては家族などの周囲の人々に重大な悪影響がある
・前科・前歴がない
・常習性や再犯可能性がない

例えば、上の事件の場合、Aさんの窃盗による被害は100万円であるため「被害が軽微である」とは言えません。
しかし、仮に、
・Aさんと宝石店の店主との間で示談が成立している
・Aさんが反省している
という事情がある場合には、執行猶予を獲得できる可能性があります。

もっとも、裁判における事実の主張立証には、技術や経験も必要になってきます。
そのため、刑事事件専門の弁護士に依頼した方が、執行猶予付判決を獲得する可能性は高くなります。

窃盗罪を犯して訴えられたが、執行猶予付判決を獲得したいという方は、刑事事件を専門とするあいち刑事事件総合法律事務所までご相談ください。
被告人の方が警察に逮捕されているような場合には、弁護士による初回接見サービスをぜひご利用ください。
愛知県警中村警察署に捕まっている場合、初回接見サービスの費用は33,100円になります。

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