【事例解説】少年による窃盗事件(後編)

2025-06-15

今回は、窃盗事件を起こしてしまった事例について、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所が解説いたします。

事例

Aさんは、高校3年生の17歳です。
日頃からもっと遊ぶお金が欲しいと思っていたAさんは、学校の休み時間に誰もいない時間を狙って、友人Vさんのカバンの中から財布を盗み財布の中の現金3万円を使ってしまいました。
Vさんは、すぐに財布が無いことに気が付き、警察に被害届を提出しました。
後日、警察の捜査により、Aさんが犯人と特定されて取調べを受けることになってしまいました。
(事例はフィクションです。)

少年事件の取調べについて

大半の方が捜査機関からの取調べを受けることが初めてだと思われます。
取調べを受けるのが少年であればなおさら初めての方が多いでしょう。
初めての取調べで動揺してしまい、実際にはやってもないことまで認めてしまうことがあるかもしれません
そのような事態を防ぐために、事件後に早期に弁護士と相談するのがいいと思われます。

弁護士に相談・依頼

少年事件を起こしてしまえば、まずは弁護士に相談することをお勧めいたします。
弁護士に相談することで、事件の内容を整理できるでしょうし、警察や検察官の取調べに対する適切なアドバイスも受けることができて、動揺することなく取調べに望むことができると言えます。

また弁護士に依頼することで、被害者側との示談交渉も行えるでしょう
示談交渉自体はAさん自身においても可能ですが、被害者と接触することにより罪証隠滅を図っていると判断されてしまうリスクもあります。

そして、思うように示談交渉が進められない場合も多く、加害者自身が示談交渉を行うことはお勧めできません。
そこで、弁護士へ依頼することで、第三者としての立場で被害者との示談も行えます。
示談が成立すれば、自身の有利となる処分の結果も見込めるかもしれません。

窃盗事件を起こしてしまったらまずは、弁護士に相談しましょう
信頼できる弁護士を探し、弁護活動を依頼することが重要です。

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は、刑事事件・少年事件に精通した法律事務所です。
窃盗事件、少年事件を起こしてしまいお困りの方は、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所にご相談ください。

Copyright(c) 2018 弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所 All Rights Reserved.