(逮捕)日本で一番多い犯罪は窃盗罪 東京都杉並区の警察署から連絡で弁護士

2017-03-12

(逮捕)日本で一番多い犯罪は窃盗罪 東京都杉並区の警察署から連絡で弁護士

Aさんは、自転車を盗んだとして、警視庁高井戸警察署から呼び出しを受け、取調べも受けました。
しかし、Aさん曰く、逮捕されるようなことはないらしいのです。
どうやら、Aさんは、友人から自転車をもらって乗っていただけのつもりでしたが、実はその自転車が盗難車だったのです。
今後の取調べなどが心配になったAさんは、自宅近くにある弁護士事務所の弁護士に相談してみることにしました。
(フィクションです)

~日本で一番多い犯罪は窃盗罪~

日本で一番多い犯罪は、窃盗罪です。
平成26年には、認知された犯罪のうち実に74%が窃盗罪でした(平成27年版犯罪白書より)。
では、窃盗罪の中でどのような窃盗事件が一番多いか知っていますか。
正解は、自転車窃盗です。
自転車窃盗は、窃盗事件全体の32.6%を占めます(平成26年のデータ)。
ちなみに、自転車等の乗り物を窃取する窃盗事件は、全体の39.2%を占めています。

~友人から借りた自転車が盗難車だった~

友人からもらった自転車が盗難車だった場合、自転車をもらった人も犯罪者と見られてしまう可能性があります。
盗まれた自転車を無償で譲り受ける行為は、盗品等無償譲受罪という犯罪にあたる可能性があるからです。
「自分は盗難車である事を知らなかったのだから犯罪にはならない」と思う方もいらっしゃると思います。
理論上は、その通りで、犯罪の故意=犯罪をしている意思や認識がなければ、盗品等無償譲受罪は、成立しないからです。

しかし、もらった自転車が盗難車であることを知っていたかどうかは、客観的証拠から判断されることです。
本当に盗難車である事を知らなくても、証拠から見れば盗難車である事を知っていたに違いないと判断されれば、逮捕の可能性もあります。
そして、刑事裁判にかけられ有罪判決を受けてしまえば、3年以下の懲役に処せられます。
自分自身で「罪に問われるわけがない」と決めつけてしまうのは大変危険です。

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の弁護士は、窃盗罪の弁護経験も豊富です。
盗品等無償譲受罪など、様々な犯罪に関するご相談が寄せられるのは、刑事事件専門の弁護士事務所ならではです。
法律相談予約のお電話は「0120‐631‐881」まで。
警視庁高井戸警察署までの初回接見費用のお問い合わせも、上記フリーダイヤルまでお電話ください。

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