東京都清瀬市の窃盗事件で逮捕 冤罪の自白にも弁護士
東京都清瀬市の窃盗事件で逮捕 冤罪の自白にも弁護士
Aさんは、東京都清瀬市内のアウトドアショップで防犯カメラに背を向け、マイクロストーブ1個を盗んだとして、警視庁東村山警察署の警察官に逮捕されました。
Aさんが防犯カメラにしばらく背を向けた後立ち去った際、Aさんが持っていたトートバックが広がっているように見えたとのことでした。
Aさんの弁護士は、Aさんは窃盗をしておらず、陳列されていたマイクロストーブの位置を変えただけだと主張しています。
(平成28年8月30日大阪高等裁判所の判決をもとに作成しています。)
~冤罪での自白~
窃盗事件などによって警察に逮捕されれば、その後、プロの捜査官を相手に、取調べを受けることになります。
冤罪だ、やっていない、と思っていても、誘導に乗ってしまったり、長時間の厳しい取調べに根負けして、嘘の自白をしてしまう人もいます。
上記の事例の元となった事件を詳しく見てみましょう。
被告人は、警察官の取調べで、窃盗を認めれば、家宅捜索の際に配慮すると言われ、そのため、被告人は、やってもいない窃盗を認める供述をしてしまったようです。
しかし、マイクロストーブには、防犯タグが付いていたものの、被告人が店を出るときには防犯ブザーはならず、、盗まれたとされるストーブは、その後見つかっていませんでした。
これらの事情を考慮して、裁判所は、防犯カメラの映像だけでは、被告人が窃盗を行ったとは判断できないとして、無罪を言い渡しました。
このように、取調べでやっていないことを自白してしまっても、きちんと事情をくみ取ってもらうことで、裁判で無罪を獲得することができる可能性もあります。
自白をしてしまったとあきらめずに、弁護士に相談してみましょう。
しかし、嘘であっても自白を覆すことが難しいのも事実です。
まずは、取調べ対応をきちんと行うため、早期に弁護士に相談してみることが重要です。
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所では、刑事事件専門の弁護士が、初回無料法律相談から丁寧に対応します。
窃盗事件で逮捕されてしまったら、まずは弊所の弁護士までご相談ください。
初回無料法律相談のご予約や、警視庁東村山警察署までの初回接見費用のお問い合わせについては、0120-631-881まで、お電話ください。